住宅のフローリング床は傷が入りやすいのが特徴で、傷から守るため床にコーティングを行います。
ただし、その効果はいつまでも続くわけではないので修復が必要になります。その修復にはどの程度の費用が相場であるかは気になるところです。
ウレタンを使用する場合、最も安価になることが多く、どの施工業者でも施工可能です。30平米で5万から15万円くらいが相場となっています。
シリコン樹脂を利用する場合、10年から20年と耐久年数が長く、撥水性が高く滑りにくい特徴があります。相場としては30平米で8万から15万円くらいが目安となります。
さらに耐久年数が長いUVコーティングは、専用の樹脂を床材に焼付けることで耐摩耗性の高い床面が形成できます。補修が簡単であるという特徴もあり、これを使用する住宅は増えています。30平米での相場は10万から20万円程で、ウレタンやシリコン樹脂と比較するとやや高価と言えます。
他にも最先端の技術を用いるものもありますが、一般的な住宅ではオーバースペックになることが多いです。
フローリングの床は、長持ちさせるためにコーティングを施工することも注目されています。専門会社に依頼をして任せる方法と、自らホームセンターなどを利用して道具類を購入してDIYで施工する方法に分かれます。
どちらのケースでも床には施工時に足跡を残してしまうことが無いように配慮することは大前提です。
プロが行っている手順でも、最初に室内の清掃をきちんと行います。埃などが付着してしまったり、髪の毛が落ちてしまうことも無いように配慮することが基本です。
マスキング処理をきちんと行ってから、コーティング剤を塗布する作業工程ですが、室内の遠い場所から施工するという方法が一般的です。
ドアなど出入口付近は最後に施工する場所になり、この手順であれば足跡を残さずに綺麗に施工可能です。その後は完全に硬化することを待ってから作業は完了になり、綺麗で耐久性に優れた床面に仕上げることができます。
DIYで施工をしてみたい方でも、このようなプロが行っている手順を確認することは重要です。